仮想通貨の利点と難点について

仮想通貨には、円やドルなど現実の通貨と比較して、いろいろな利点があります。
一つ目は、「手数料がかからない」。
現金をもととした金融システムというのは、預金者の引き出しを想定しなければなりませんから、ある程度の現金を用意しておく必要があります。
また、それに伴って金庫やATMなどの設備も必要になります。
それにより、各種の手数料が高くなってしまうのですが、仮想通貨ならそれらの設備が必要ないので、その分手数料を安くすることができるのです。
二つ目は、「送金が迅速」。
相手が個人であれ企業であれ、送金先の情報さえ分かれば、送金額を入力するだけで送金が完了します。
仮想通貨は、相手に直接送金するので、早ければ数十分で送金できます。
三つ目は、「少ない額から投資できる」。
仮想通貨は、現実の通貨と同じく常に価格が変動しているので、投資の対象にもなっています。
いろいろな取引所で、いろいろな仮想通貨が売買されていますが、最低取引価格は低めのものが多く、数百円からでも投資を始められるようになっています。
四つ目は、「いつでも取引が可能」。
株式などの取引は、平日の昼間にしかできません。
しかし、仮想通貨は24時間365日取引が可能なので、週末を取引の時間に当てるといったこともできます。
このような利点がある一方、以下のような難点もあります。
一つ目は、「値動きが激しい」。
株式でも、急激な値動きが起きることはあります。
画期的な発明をした企業の株が高騰したり、不祥事を起こした企業の株が暴落するなど。
しかし、仮想通貨は儒教と供給のみで価格が決まるので、投資者の気分に大きく左右されてしまうのです。
二つ目は、「即時決済がしにくい」。
仮想通貨の取引は、その内容に間違いがないかチェックし、承認されてから確定します。
よって、現金やクレジットカードなどと異なり、即時決済がしにくいのです。
とはいえ、昨今は仮想通貨と提携するクレジットカード会社も増えてきており、海外送金などの時間は短縮される傾向にあります。
三つ目は、「ハッキングされるおそれがある」。
仮想通貨は、「ウォレット」というアプリで管理されていることが多いのですが、これはインターネット上で使うものなので、ハッキングされるリスクがどうしても付きまといます。
それを避けるため、USBなどにデータを保存しておくというやり方もありますが、こちらは紛失するおそれが出てくるので、一長一短といったところです。